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これからの就農者を支えたい

合同会社ハッピーホワイト職員
Hayashi Akinori
埼玉県杉戸町出身。カスミソウ農家を営み。冬にはスキーのインストラクターをやっている。

兄の手伝いで奥会津へ

初めて奥会津に来た時のことを話してくれた。最初は昭和村ではなく、南会津町舘岩だったそう。
「自分が初めて奥会津を訪れたのは、もともと兄が南会津町のたかつえスキー場でスキーのインストラクターをしていまして、その手伝いに来た時でした。」

たかつえスキー場が初めての奥会津訪問となった林さん。そこでの出会いが昭和村カスミソウへと繋がっていく。
「兄の手伝いで来たたかつえスキー場、そこのスキー学校の校長先生をしていたの方が昭和村でカスミソウの栽培をしていた方だった。そこで知り合い、夏にはカスミソウ栽培の繁忙期に泊まり込みで手伝いに行ったのが昭和村カスミソウとの最初の出会いでした。」

仕事な中で季節を感じられる。

2020年に『合同会社ハッピーホワイト』を立ち上げ、奥会津に移住してきた林さん。今の生活について聞いてみた。
「仕事はカスミソウ栽培ということで、もともと体を動かすことが好きなので、今の仕事はとても性に合っているなと思っています。また、仕事をしている中でも四季を感じられるのも今の仕事の魅力かなと思っています。」
「生活の面では、買い物が少し不便だったりしますが、今ではネットショッピングで次の日には商品が届いたるするので、そこまで不便には感じてないです。冬は大好きなスキーをし、夏はカスミソウ栽培と自分の好きなことが続けることができるのが一番の魅力かなと感じています。」

奥会津ならではの交流についても話を聞かせてもらった。
「昭和村の人は人との繋がりが暖かくアットホームな関係。特に夏は物々交換だったり、家に帰ると突然野菜が置いてあるなど、初めは戸惑うこともありました。こっちはカスミソウ栽培で話かお返しが出来ず、悪いなと思いながらも、とてもありがたいことだなと感じています。」

外の世界を経験し、昭和村に戻ってきてほしい。

自身もすでに父親である林さん。昭和村のこどもたちに向けて、話してくれた。
「昭和村はとてもいいところではありますが、一度外に出てみて、いろんなことを見たり聞いたりして経験し、それを踏まえてもう一度この昭和村に帰ってきてくれればいいのかなと思っています。戻ってきたときに働き先があるようにハッピホワイトがバックアップできるようになって行けたらと思っています。」